飯能市の整体なら「ひだまり整骨院」

【ミネラルの陰と陽!?】マグネシウムとカルシウムの絶妙な関係とは?

こんにちは!
今回は、体の中でとっても大事な“名コンビ”、マグネシウムとカルシウムの関係についてお話しします。
この2つ、実はただの栄養素のペアじゃないんです。
まるでブレーキとアクセルのように、絶妙なバランスで私たちの健康を守ってくれているんですよ。


■ カルシウム=「アクセル」役

カルシウムは有名なミネラル。
骨や歯を丈夫にしてくれるだけじゃなく、筋肉を動かす・神経を伝える・血液を固めるなど、重要な役割がたくさん!

でもここで注意。
カルシウムは刺激的な性格でもあり、
「筋肉を収縮させる」「神経を興奮させる」など、アクセルを踏むような働きが強いんです。


■ マグネシウム=「ブレーキ」役

一方、マグネシウムは穏やかで調整型のミネラル
カルシウムが収縮させた筋肉を「ゆるめる」、興奮した神経を「落ち着かせる」など、まさにブレーキの役割を果たしています。

たとえば…

  • まぶたがピクピクする(筋肉の過剰な収縮)

  • 寝つきが悪い(神経が興奮している)

  • 足がつる(筋肉の過剰な緊張)

こんなとき、マグネシウム不足でブレーキが効いていない可能性があるんです!


■ 2つのバランスが超重要!

カルシウムとマグネシウムはセットで働くことが大切。
理想のバランスは「カルシウム:マグネシウム=2:1」と言われています。

でも現代人の多くは…

  • カルシウムは乳製品や小魚で摂れてる

  • 一方、マグネシウムは加工食品や白米中心の食生活で不足しがち!

結果、「アクセルばかり踏んでブレーキが効かない状態」に。
これが慢性疲労・ストレス・高血圧・不整脈・神経過敏などの引き金になることも。


■ 科学の裏付けも!

  • カルシウムは細胞に入ると筋肉を収縮させる

  • マグネシウムは細胞内に入ってカルシウムの過剰な流入をブロックする
    →つまりマグネシウムが足りないと、カルシウムが暴走してしまう!

まるで正義と暴走しかねない力のバランス…。
ミネラル界の「ベジータと悟空」みたいな関係です(笑)


■ まとめ:どちらも大事。でも“量よりバランス”が命!

ミネラル 働き 足りないと…
カルシウム 筋肉を縮める/神経を興奮 骨がもろくなる・血液が止まらない
マグネシウム 筋肉をゆるめる/神経を落ち着かせる けいれん・不眠・イライラ

カルシウムとマグネシウムの血圧の関係

  • カルシウムは血管の筋肉に作用して収縮(しめつけ)を促進します
     → 血管が狭くなると血圧は上がります

  • マグネシウムはその逆で、血管の平滑筋をゆるめて拡張させます
     → 血管が広がれば血圧は下がります

つまり、この2つのバランスで血圧が自然に調整されているのです。


【降圧薬との関係】

多くの高血圧の薬は、実はカルシウムの働きを抑えることで血圧を下げているのです。

代表的なのが「カルシウム拮抗薬(Ca拮抗薬)」

  • ノルバスク(アムロジピン)

  • アダラート(ニフェジピン)など

これらは「カルシウムが血管に入るのをブロックする」ことで、
血管をゆるめて血圧を下げる働きがあります。


【マグネシウムは“天然のカルシウム拮抗薬”!?】

実は、マグネシウムもカルシウムの過剰な働きを抑える力を持っており、
軽い降圧作用があることが分かっています。

そのため…

  • マグネシウムが不足している人ほど、高血圧になりやすい

  • 逆に、マグネシウムを補うことで、降圧薬の効果が高まりやすいという報告もあります


【注意点】

  • 降圧薬とマグネシウムを併用する際は、血圧が下がりすぎないよう注意が必要

  • 腎機能が低下している人はマグネシウムが排泄されにくくなり、過剰になるリスクもあります

→ 医師と相談しながら調整することが大切です。


【まとめ】

項目 カルシウム マグネシウム
血管への作用 収縮(血圧↑) 拡張(血圧↓)
降圧薬との関係 拮抗薬でブロック 自然な拮抗作用
高血圧の影響 多すぎると悪化 不足すると悪化

マグネシウムは、薬のサポート役にもなる天然のミネラル!
高血圧の予防・改善のためにも、食事や入浴などからしっかり補っていきましょう。

マグネシウムが足りないと、せっかくのカルシウムもうまく働けません。
両者のチームプレーが、私たちの心身を支えているのです。

今日からは、カルシウムだけじゃなくマグネシウムのことも意識して、
**「アクセルとブレーキのバランスの取れた体」**を目指していきましょう!

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