「マトリクス」ってなに?映画と体の不思議な共通点!
こんにちは!
今日は、当院でも使っている「マトリクスウェーブ」という機器の名前の由来について、
ちょっと面白いお話をしてみたいと思います。
まずは「マトリクス」という言葉の意味から
「マトリクス(matrix)」という言葉は、
もともとラテン語の「mater=母・母体」が語源で、
「何かが生まれ育つ土台・母なる場」
「情報や構造が広がる枠組み」
という意味を持っています。
実はこの言葉、
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映画『マトリックス』に出てくる仮想現実の世界
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私たちの体の中にある細胞外マトリクス
の両方に使われているんです。
一見まったく違うようでいて、
どちらも「命や情報が存在する“場”」という意味でつながっています。
映画『マトリックス』って?
1999年に公開されたSF映画で、
主人公のネオはある日「あなたの生きている世界は、作られた偽物です」と告げられます。
実は人間は、AI(人工知能)に支配されていて、
意識だけが「現実だと信じさせられた仮想世界(=マトリックス)」を生きていたのです。
ネオはそこから「目覚め」、本当の自分・本当の世界に出会っていく――
というストーリーです。
体の中のマトリクスとは?
映画のマトリックスが“仮想現実の構造”だったのに対して、
私たちの体の中には**「細胞外マトリクス(ECM)」**と呼ばれる、もっとリアルな“土台”があります。
これは、細胞と細胞の間を埋めているゼリー状の組織で、以下のような働きをしています:
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細胞を支える「足場」になる
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細胞同士で情報を伝える「ネットワーク」になる
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傷ついた細胞が元に戻るときの「設計図」になる
つまり、**細胞が健康でいるための“母なる場”**です。
マトリクスウェーブは、この“体のマトリクス”に働きかける
当院で使っている「マトリクスウェーブ」は、
この細胞外マトリクスにやさしく働きかけることで、
体が本来持っている“治る力”を引き出すための電気機器です。
映画のネオがマトリックスから目覚めたように、
マトリクスウェーブも、体の眠っていた力にスイッチを入れるような存在なんです✨
映画と体、どちらのマトリクスも共通すること
映画のマトリックス | 体のマトリクス |
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人間を閉じ込める仮想空間 | 細胞を支えるリアルな環境 |
情報が流れる構造体 | 細胞間の情報ネットワーク |
ネオが目覚めて変わる | 細胞が目覚めて再生する |
おわりに
映画の中の「マトリクス」も、体の中の「マトリクス」も、
実は同じ語源から来ていて、**“本質に戻る場”**という共通点があります。
私たちの体にも、まだまだ目覚めていない力が眠っています。
マトリクスウェーブは、その「目覚めのサポート役」として、あなたの回復をお手伝いします