不眠症とは?──眠れないつらさを抱えていませんか?
「なかなか寝つけない」
「夜中に何度も目が覚める」
「朝スッキリ起きられない」
「日中もずっと眠い、頭がぼーっとする」
こういったお悩みを抱えている方は、今や日本で推定2,000万人以上いるといわれています。
特にコロナ禍以降、生活リズムの変化やストレスの増加によって、不眠を訴える方は急増しています。
睡眠がとれないことで疲労が回復せず、仕事・家事・育児・人間関係にも影響が出て、
「眠れない自分がさらにストレスになる…」という悪循環に陥ってしまう方も少なくありません。
一般的に言われている不眠の原因
不眠にはさまざまな原因があると言われていますが、以下のようなものがよく挙げられます。
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ストレスや不安、悩みごと
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スマホ・PCの使用(ブルーライト)
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夜更かしや昼夜逆転の生活リズム
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ホルモンバランスの乱れ(特に更年期やPMSなど)
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寝具が合わない、部屋の温度や湿度が不快
こういった「生活上の問題」が原因だと考えられる一方で、
実際には体の内部環境や神経のバランスの乱れが根本にあることも多いのです。
不眠がもたらす身体と心への悪影響
不眠が長期化すると、単に「疲れがとれない」というだけではすみません。
身体にも心にも、さまざまな不調を引き起こすリスクがあります。
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慢性的な疲労・だるさ
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頭痛・肩こり・腰痛の悪化
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イライラ・不安感・うつ症状
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ホルモンバランスの崩れ(女性の場合は生理不順や更年期症状)
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食欲の乱れ、体重増加
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免疫力の低下、風邪をひきやすくなる
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集中力や判断力の低下 → 仕事や運転のパフォーマンスにも影響
つまり、「眠れない」は単なる睡眠の問題ではなく、
**“全身の調和が乱れているサイン”**なのです。
当院が考える「不眠の本当の原因」
多くの方は「眠れない=心の問題」と考えがちですが、
当院ではそれだけでなく、身体のゆがみ・神経のバランス・内臓や栄養の状態にも注目しています。
✅ 姿勢の悪化・ストレートネック
猫背やスマホ首によって、自律神経の通り道である頸椎が圧迫され、
副交感神経が働きにくくなっているケースが非常に多いです。
✅ 呼吸の浅さ・胸郭の硬さ
肋骨が固まり、呼吸が浅くなると、脳に酸素が十分に届かず、
「休息モード(副交感神経)」に切り替わりにくくなります。
✅ 首や肩・背中の筋緊張
緊張型頭痛と同様に、身体のこわばりは“眠りにくさ”を生み出す大きな要因です。
✅ 顎関節・咀嚼筋の異常緊張
歯ぎしりや噛みしめの癖が強いと、頭蓋や三叉神経に影響を与え、
交感神経が優位な状態=“興奮状態”が続いてしまいます。
✅ 腸内環境の悪化
睡眠ホルモン「メラトニン」は、幸せホルモン「セロトニン」から作られます。
このセロトニンの約90%は腸で作られているため、腸内環境の悪化は直接的な不眠の要因に。
当院の整体アプローチで不眠を改善します
① 姿勢と首の調整(頸椎アプローチ)
頸椎のゆがみを整えることで、自律神経の通り道を開放。
副交感神経が働きやすくなり、リラックスしやすい身体になります。
② 胸郭リリースで深い呼吸へ
肋骨や胸骨の動きを広げ、浅い呼吸から深い腹式呼吸へと導きます。
呼吸が変わると、脳の緊張が自然と緩みます。
③ 顎関節・咀嚼筋の緩和
無意識の歯ぎしり・食いしばりが不眠を悪化させることも。
顎・こめかみ・首前面の緊張を緩めることで、脳の休息状態をつくります。
④ 頭蓋・自律神経アプローチ
クラニオセラピー(頭蓋リズムの調整)により、
脳脊髄液の流れを整え、脳の緊張をゆるめます。
マトリックスウェーブで脳と神経をリセット
当院では、微弱な直流電流を用いた先進機器「マトリックスウェーブ」も導入しています。
マトリックスウェーブの効果とは?
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神経伝達のリズムを整える
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脳の過緊張をリセット(睡眠スイッチON)
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血流・リンパ・ホルモンバランスの正常化
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全身の「内なるノイズ」を静める
不眠症でお悩みの方には特に効果的で、
「マトリックスを受けた夜はぐっすり眠れた」という方も多くいらっしゃいます。
生活習慣へのアドバイスも丁寧に行います
整体だけで終わらないのが、当院の特徴です。
睡眠を妨げている「生活習慣」や「思考のクセ」へのサポートも行います。
☑ 睡眠のゴールデンルールの指導
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就寝2時間前はスマホ・PCをオフ
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光刺激を減らす環境づくり
☑ 食事と腸内環境のサポート
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セロトニンの材料「トリプトファン」の摂取を意識
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腸内環境を整えるための発酵食品・食物繊維の提案
☑ ヨガ教室を開催しています
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呼吸法・瞑想により心と体を整えます。
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「今ここ」に戻ってくる感覚を取り戻すお手伝い