こんにちは。
今回は、健康を内側から支えてくれる「マグネシウム」について、
その役割・サプリメントの選び方・効果的な摂取方法までをわかりやすく解説します。
■ マグネシウムってなに?なぜ大事なの?
マグネシウムは、体内で600種類以上の酵素反応に関与する、とても重要なミネラル。
エネルギーの産生、筋肉の収縮、神経伝達、さらには心臓のリズムまで関わっています。
1日に必要なマグネシウム量は…
-
成人男性:約370mg
-
成人女性:約290mg
ところが、日本人の平均摂取量は約250mgと、かなり不足気味なのです。
■ マグネシウムが不足するとどうなる?
-
足がつる
-
疲れが取れにくい
-
イライラしやすい
-
便秘ぎみ
-
睡眠の質が低下
このような不調が起きることも。
■ 食事で補えない時は?
→ サプリメントの活用がおすすめ!
でも…サプリメントって種類が多くて迷いますよね。
そこで、わかりやすく分類してご紹介します。
【1】無機塩タイプのマグネシウム
● 酸化マグネシウム
・吸収率が低く(約4%)、腸に残って便秘改善に効果あり
・ただし、体内のマグネシウム補給には不向き
● 硫酸マグネシウム
・飲むよりも、皮膚からの吸収(経皮吸収)に向いています
→ エプソムソルト入浴に使われるのはこれ!
【2】有機塩タイプのマグネシウム
● グリシン酸マグネシウム/タウリン酸マグネシウム
・吸収率が高く、体にやさしい
・筋肉のこわばりや、不安・不眠にも◎
● アスパラギン酸・グルタミン酸マグネシウム
・脳を刺激しやすく、神経への負担がある場合も
・長期使用は避けた方がよいとされています
【3】おすすめは?
→ 塩化マグネシウム!
-
吸収率が高く、長期使用でも安心
-
水に溶けやすく、消化吸収がスムーズ
-
サプリ初心者にもおすすめ!
また、短期間で効果を感じたい方には
ビスグリシン酸マグネシウムも人気です。
吸収が早く、筋肉の緊張をゆるめたり、睡眠の質を高める効果もあります。
■ 摂取のタイミングとポイント
-
食事中〜食後に飲むのがベスト!(胃酸で吸収が促進されます)
-
一度に大量に摂ると下痢になることがあるので
→ 1日2~3回に分けて飲むのがコツ
■ 経皮吸収という方法もあります!
胃腸が弱い方や、サプリが合わない方は、
皮膚からマグネシウムを取り込む方法もおすすめです。
-
マグネシウムオイル:肩こり・足のつりに塗布
-
エプソムソルト入浴:湯船に入れて12〜20分浸かるだけ!
→ リラックスしながら全身にマグネシウム補給できます。
■ まとめ:あなたに合った方法でマグネシウムを取り入れよう!
目的 | おすすめタイプ | 備考 |
---|---|---|
便秘解消 | 酸化マグネシウム | 吸収が低く下剤効果あり |
吸収重視 | 塩化マグネシウム(長期)/ビスグリシン酸(短期) | |
睡眠改善・ストレス緩和 | グリシン酸・タウリン酸 | 吸収率が高い |
胃腸が弱い方 | マグネシウムオイル/エプソムソルト | 経皮吸収で副作用が少ない |
健康は、毎日のちょっとした工夫から。
マグネシウムを味方につけて、今日から心と体を整えていきましょう!