大人になってもアトピーが治らない理由
― それは「皮膚」ではなく「解毒」の問題かもしれません ―
「子どもの頃からアトピーがある」
「大人になっても治らない」
「季節の変わり目になると必ず肌が荒れる」
「香料や化学物質に敏感に反応してしまう」
こうした悩みを抱えている方はとても多いです。
ですが、これらの症状を
“皮膚の問題”として捉えている限り
根本的な改善にはつながりません。
■ 皮膚は「内臓の鏡」
精密栄養学では、皮膚は
体の内側の状態を映し出す鏡と考えます。
そしてもう一つ重要なのが
皮膚は「排泄器官」であるということ。
つまり、
👉 体の中で処理しきれなくなったものを
👉 外に出すための“緊急出口”
それが皮膚なのです。
■ なぜ炎症が起きるのか?
本来、体には
・毒素を分解する力
・活性酸素を処理する力
が備わっています。
その中心にあるのが
グルタチオンという物質です。
これは
👉 体内で最も重要な解毒・抗酸化物質
👉 いわば「体の中の掃除屋」
です。
しかし、このグルタチオンが不足すると
・毒素を外に出せない
・活性酸素が増える
・炎症が止まらない
結果として
👉 皮膚に炎症として現れます
■ 血液データに現れるサイン
解毒能力が低下している人には
いくつか特徴的な傾向があります。
① γ-GTPが低い(10以下)
一般的には「お酒の指標」と思われていますが
実はグルタチオンの代謝にも関わる酵素です。
👉 低すぎる場合、解毒能力の低下のサイン
② 好酸球・好塩基球が高い
白血球の中で
・好酸球3%以上
・好塩基球1%以上
👉 慢性的なアレルギー・炎症が起きている状態
③ MCVが高い(95以上)
👉 メチル化回路の停滞
この回路はヒスタミン(かゆみ物質)を
分解する役割があります。
つまり
👉 ヒスタミンが処理できず、かゆみが続く状態
■ なぜこの状態になるのか?
ポイントは2つの代謝経路です。
■ メチル化回路
ヒスタミンを分解する
■ グルタチオン経路(硫酸化経路)
毒素を外に排出する
この2つは連動しています。
しかし
👉 メチル化がうまくいかないと
👉 グルタチオンも作れない
結果
・ヒスタミンが溜まる(かゆい)
・毒素が出せない(炎症が続く)
👉 ダブルで悪化します
■ その原因は「体質」
ここに関わるのが遺伝子です。
例えば
・MTHFR遺伝子
・GPX1遺伝子
これらに特徴があると
👉 生まれつき
・解毒が弱い
・炎症が起きやすい
体質になります。
実際、日本人の多くが
何らかの影響を受けていると言われています。
■ なぜ大人になっても治らないのか?
外から薬で抑えても
👉 内側の解毒システムが変わっていない
ため
・繰り返す
・季節で悪化
・ストレスで悪化
という状態になります。
■ 改善のための3つのポイント
① 解毒力を高める
・NAC(グルタチオンの材料)
・ビタミンC
・タンパク質
② ヒスタミン対策
・ビタミンB6
・ケルセチン
③ 腸を守る
・小麦(グルテン)を控える
・乳製品(カゼイン)を控える
👉 新たな炎症を防ぐことが重要
■ 最も大切なこと
肌は悪者ではありません。
👉 体を守ろうとした結果です。
■ まとめ
・皮膚炎は体の内側からのSOS
・原因は「解毒」と「炎症バランス」
・内側を整えることで改善していく
あなたの体には
本来「治る力」が備わっています。
その力を引き出すことが
本当の意味での改善につながります。







