変形性関節症のなかでは膝関節が最も多く、進行性で慢性の経過をとります。
中年以降の女性に多いです。
一次性変形性股関節症
※老人性(退行性)変化として起こります。
※膝関節(太ももの骨とすねの骨の角度)が不適合なものに起こりやすい。
X脚(外反膝)→膝外側の痛み O脚(内反膝)→膝内側の痛み
※頻度として内側の痛み(内反変形)となるものが多いです。
二次性変形性膝関節症
外傷によって引き起こされるもの、捻挫・靭帯や半月板の損傷・関節内外の骨折による外傷性変形性膝関節症・あるいは関節炎症・離断性骨軟骨炎・骨腫瘍の後にも起こります。
症状
膝のこわばる感じを初徴とするものが多いです。
自覚症状は運動痛で始まることが多く、歩行開始や、坐位より起立時に痛みを訴え、とうつうは膝蓋骨の両側または下部にあるものが多く、内側関節裂隙部に圧痛を認めることが多いです。
病状が進めば関節液が増えて、膝のお皿が浮いてくる膝蓋跳動膝がみられます。
歩行能力は低下し膝関節は次第に鈍角位になり、屈曲が制限され正座不能となり、内反膝はその度を増してきます。なお膝の完全伸展も障害されてきます。
◇なぜ当院の施術で変形性の股関節症・膝関節症が改善されるのか?